野菜育ての工程
①厳寒期野菜のタネの種類
厳寒期と呼ばれる1月~2月に栽培できる葉物野菜はコマツナ、チンゲンサイ、タアサイ、カラシナ、ミズナ、シュンギク、リーフレタス、ホウレンソウなどがあります。トンネル栽培で保温しながら育てられますよ♬
②タネを撒く
種まきには、点まき、ばらまき、すじまきの3種類があります。画像のようにあらかじめ穴があいた穴あきマルチがあるのでこのマルチを使うと便利です。点まきとは、穴のあいたマルチに種を2粒~5粒ほどまく方法です。エダマメやインゲンなどの豆類や、大根、ハクサイなどに向いています。ばらまきとは、平な畝に種をばらまく方法で、ほかのまき方と比較すると楽に種まきができます。すじまきとは、畝に作った細長い溝に種を等間隔でまく方法です。人参やほうれん草、小松菜などに向いています。種をまいたら土をかぶせますが、種には光を好む好光性種子と、光を嫌う嫌光性種子があります。好光性種子は光がないと発芽がうまくいかないため、土をかぶせるとしても0.5~1センチ程度です。嫌光性種子の場合は逆に光があると発芽が抑えられてしまうため、種の直径の2倍~3倍程の土をかぶせるのがポイントです。
③タネまきの仕方と管理
上記のように1つの穴に今回は4粒タネを土の上に置いて深さ1㎝(人差し指の第一関節位の深さ)で種まきをしていきます。軽く手で鎮圧しておきます。長い畝で数種類の種まきをした場合は植えた日付、名称をホワイトマーカーで書いておくと管理しやすいですよ♬
④不織布をべた掛けする
タネを撒いたら保温、保湿を保つ為芽が出るまで不織布をべた掛けする。水をたっぷりあげます。
⑤ダンポールを付ける
ダンポール(畝の幅に合わせて、骨組みの形状を変えられるるので便利)を肩幅より少し広めの幅にさしてアーチ状にさしていきます。
⑥保温ビニールを張る
保温ビニールについている真ん中の線を目印に長さを見ながら張っていく。トンネルパッカーを真ん中に付けていくとズレずにきれいにできますよ♬両サイドもしっかり止めて両端をくくってUピンで止めます。