野菜育ての工程
①使う農具はこちらです
土づくりにかかせない農具があります。土を掘り起こして小石や害虫を掘り起こすシャベル。土を耕して土の粒子を小さくすることで土をフカフカにするくわ。より深く耕すための備中ぐわ。溝を掘るための三角ホー。土の表面を平らにならしたり、長さを図るためのならし板を今回は使用しています。
②シャベルで堀りおこす
しばらく耕していなかった土は硬くなっていることがあります。硬い土のまま野菜を育てようとすると栄養が行き届かず形が悪かったりおいしくなかったりと残念な結果になってしまうのでここは丁寧にシャベルを使って掘り起こしていきます。
③シャベルの使い方
シャベルの基本的な使い方は左写真のように柄の部分が90度まっすぐになるように深くさします。シャベルの頭部分は約30㎝、この頭が隠れるくらいまで深くさして掘り起こします。この時に幼虫や小石、雑草は取り除きましょう。ここの作業はかなり力が要りますが土の品質を大きく変える工程になりますのでしっかり掘り起こします。
④クワで耕す
野菜などを作る畑で「良い土」と言った時に大切なのは、保水性、排水性(水はけ)、通気性が良いことの3点です。この3点をクワを使ってしっかり耕し土の粒子を小さくすることで土をフカフカにすることができ、根に水や栄養素、酸素を送り込むことができます。
⑤小石、雑草は取り除く
左写真のように小石や大きい石、雑草など土の中にはたくさん入っています。特に幼虫・小石は今後育てる野菜にも影響が出るのでここの段階でしっかり取り除きましょう。
⑥堆肥をいれていく
こちらの堆肥は剪定枝・草を細かく粉砕し発酵処理した熟成チップです。土壌改良材としてたっぷり使っていきたいと思います。
⑦仮ウネの完成
堆肥をまんべんなく土にまいてクワで混ぜ込んでいきます。次回肥料を混ぜ込んでいくので仮にウネ立てしてこのまま置いて完成♡
土作りの基本はシャベルで掘り起こす→クワで耕して土に酸素を送る→堆肥を入れてクワで混ぜ込むことでフカフカの土へ。この3つが基本となります。必ず石、幼虫、雑草は取り除きましょう♫