仕事や家事、育児などでストレスが溜まってしまうことってありますよね。
子どもがいると、自分が思った通りに時間を使えず、イライラしてしまったり・・・。
最近は共働きが当たり前になっているので、仕事をしている女性が多いと思います。
仕事だけでも大変なのに、家事に育児をこなすのは本当に大変です。
自分だけの時間が持てなかったり、リフレッシュする時間を作れず、ストレスの発散がなかなかできずにいるママさんも多いのではないでしょうか?
この記事では、ストレスを発散しイライラを解消する食べ物について、書いていきたいと思います。
ストレスによって起こる症状
ストレスは万病の元といわれるくらい、ストレスが心身に与える影響は大きいとされています。
もしご自身の身体に不調を感じているなら、その原因がストレスなのかを知るために、ストレスによって引き起こされる症状を知っておくことは大切です。
頭痛
頭痛とストレスには深い関係があります。
ストレスを感じると、私たちの身体は自律神経を刺激し、脳を緊張状態にさせます。
又、血管を委縮させてしまうことで、血管の通りが悪くなり必要な栄養などが脳に運ばれず、頭痛を引き起こしてしまうわけです。
脳を締め付けられるような頭痛を感じたら、それはストレスによるものかもしれません。
集中力の低下
脳がストレスを感じると、身体を休ませるために、脳の動きが悪くなります。
その結果、集中力や注意力が低下し、仕事などでミスが多くなってしまいがちです。
又、ストレスは自律神経の乱れを起こすため、体内の環境を整える力が弱ってしまいます。
脳への栄養や酸素が上手く運ばれないことによっても、集中力は低下します。
胃痛・吐き気
ストレスが溜まって、胃がピリピリ傷むといった経験をしたことはありませんか?
ストレスが溜まると、胃への負担が高まり腹圧を高めてしまいます。
胃酸が過剰に分泌され胃の中が荒れたり、胃の中の食べ物が逆流して吐き気がすることがあります。
イライラ・焦り
ストレスが溜まってしまうと、特に嫌なことがなくてもイライラしたり、怒りっぽくなってしまいます。
特に急ぐ必要もないのに、時間に追われている気がしたり、常に焦ってしまう気持ちになることもあります。
女性の場合は特に、ホルモンバランスが乱れやすいと言われているため注意が必要です。
憂鬱感
ストレスが原因で、憂鬱感を感じることもあります。
自律神経が乱れることで、自分の感情コントロールをしにくくなってしまうのが原因です。
何をしていても気分が晴れなかったり、何かするのが億劫になってしまいます。
憂鬱感をそのまま放置していると、うつ病に発展することもあります。
ストレス発散に効果のある食べ物

これまでお伝えしてきたように、ストレスを溜めてしまうのと、さまざまな悪い影響を与えます。
これらの他にも、総合失調症や蕁麻疹といった病気を引き起こしてしまう場合もあります。
そういったことにならないためにも、「ストレスを溜めないよう常に発散する」ことが大切です。
そのために、毎日の食事にストレスを発散する効果のある食べ物を取り入れてみましょう♪
ストレスを発散する食べ物とは、どんなものがあるのか見ていきます。
セロトニンをつくる食材を食べよう
甘いものがストレスに良いと言われている理由は、甘いものを食べたときに「セロトニン」が分泌されるからです。
セロトニンは、「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質で、精神を安定させる働きがあります。
そのセロトニンの材料となるのが、トリプトファンという栄養素です。
トリプトファンは体内で作られることはないので、食事から摂取する必要があります。
トリプトファンが多く含まれている食材は以下のようなものがあります。
バナナ
ヨーグルト
牛肉
ピーナッツ

納豆
まぐろ
トリプトファンは、睡眠を促す「メラトニン」の材料にもなることから、不眠改善にも良いとされています。
トリプトファンと一緒に取りたい栄養素
トリプトファンと一緒にセロトニンを作ってくれる成分は、ビタミンB6やマグネシウム等です。
魚介類、大豆類、海藻類などには、マグネシウムが多く含まれています。
レバーや豚肉、卵にはビタミンB6が多く含まれているため、トリプトファンが多く含まれる食材と一緒に食べることで、セロトニンの生成を促進してくれる働きがあります。
幸せホルモンと言われるセロトニンが多く生成されることで、ストレス発散につながります。
カルシウムは心を落ち着かせる
昔から、「牛乳を良く飲む子は気が長い」と言われるように、カルシウムには神経や筋肉の活動を整えるという働きがあります。
カルシウムが不足すると、神経が興奮しやすくなりイライラの原因となってしまいます。
カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品に多く含まれているほか、イワシや煮干しなどの小魚に多く含まれています。
おわりに
ストレスを抱えると、ついつい暴飲暴食に走ってしまいがちですが、暴飲暴食はストレスをさらに膨大させてしまいます。
甘いものや脂っぽいものに含まれる糖質や脂質は、体内で代謝する際に抗ストレスホルモンをつくる際に必要なビタミンBを消費してしまいます。
ストレスを感じたときは、なるべく甘いものや脂っぽいものは控えた方が良いです。
又、カフェインには適量を摂取するとリラックスさせる効果がありますが、飲みすぎると神経を緊張させてイライラさせてしまう場合があります。
ストレスを感じたときこそ、正しい食生活を意識して、身体に負担をかけないようにすることが大切です。
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