日本人には海老好きの人が多く、海老の消費量、輸入量は世界トップクラスと言われています。
確かに、海老のお造りや海老フライ、エビチリなど、海老を使った好きな料理はたくさん思い浮かびますね♪
海老にはたくさんの種類があって、国内産だと車えび、輸入品だとブラックタイガーが主流です。
どの海老も、基本的に火を加えると鮮やかな赤色に変わりますが、その赤色には豊富な栄養素が含まれています♪
この記事では、海老の種類や栄養、効能について見ていきましょう♪
海老の種類

伊勢えび

まずは知名度の高い伊勢えびです。
ご存じのように、海老の中でも高級食材としての地位を確立しています。
1匹あたり3000円ほどはするのではないでしょうか。
安くて簡単をテーマにしている当ブログでは、伊勢えびを題材にした料理レシピをあげることはなさそうですね・・。笑
新鮮なものなら刺身にして食べたいですが、味噌汁やボイル、塩焼きにしても美味しい♪
赤えび

赤えびはスーパーなどでよく見かけますね。
アルゼンチン産のモノが多く出回ります。
鮮やかなオレンジ色の殻が特徴で、刺身や塩焼きによく使われます。
甘えび

お寿司などでおなじみの甘エビ。
本名はホッコクアカエビという名前で、赤えびの一種です。
独特の甘みが特徴的で、生で食べると口の中にほんのりとした甘みが広がります♪
ブラックタイガー

ウシエビとも言われる海老で、食べ応えのある大きさが特徴的。
最近は東南アジアからの輸入ものが多く出回っています。
輸入品は鮮度の問題で、加熱してから食べるのが一般的。
瀬戸内や相模湾などでとれた鮮度の高いものは一部、生でも食べられているそうです。
車えび

身が透明で、キレイに透き通っているのが特徴的です。
お刺身で食べると、他の海老にはないプリプリした弾力のある身をしています。
鮮度の良いものはお刺身として食べるのがオススメですが、塩焼きや揚げても美味しいです。
海老の栄養価と効能
アスタキサンチンで「老化防止効果」
海老には、カロテノイドの仲間のアスタキサンチンという色素成分が含まれています。
茹でたり焼いたりして加熱すると、身が赤色に変わるのはアスタキサンチンのためです。
アスタキサンチンには抗酸化作用があるため、活性化炭素の害を抑えてくれます。
活性化炭素は、強い酸化力で体内のウイルスなどをやっつけてくれますが、過剰に発生すると人間の細胞まで傷つけてしまいます。
精神的にストレスを抱えていると、活性化炭素が大量発生すると言われていますね。
アステキサンチンはその強い抗酸化作用で、活性化炭素を抑えるため、老化防止が期待できます。
たんぱく質で「元気な身体をつくる」
海老には、筋肉や内臓器官を健康に保つために必要とされているたんぱく質を多く含んでいます。
高たんぱく、低脂肪、低エネルギーのため減量中のたんぱく源としてオススメ♪
たんぱく質は人の体重のおよそ5分の1を占める重要な栄養分です。
たんぱく質が不足すると、成長障害、体力や免疫力の低下などが起こり、筋肉量が低下したり、けがや病気にかかりやすくなると言われています。
カルシウムで「骨粗しょう症予防」
海老にはカルシウムが多く含まれています。(100g中約41g)
ご存じのとおり、カルシウムは骨の成長を促す成分です。
日本人はカルシウムが不足しがちだといわれていますが、カルシウムが不足すると骨粗しょう症などになるリスクが高まります。
いつまでも元気で丈夫な体を作るためにも、カルシウムはとても重要な栄養素です。
キチン・キトサンで「有害物質を排出」
海老の殻には、食物繊維のキチン・キトサンが含まれています。
キチン・キトサンは食物繊維の一種で、腸の運動を刺激し、有害物質の排出を促進する働きがあると言われています。
脂肪やコレステロールの吸収を阻害し、これらの血中濃度を低下との働きがある調査結果も出されているそうです。
タウリンで「心機能や肝機能を高める」
コレストロールの排出を促すとされているタウリンが、海老には含まれています。
その他にも、心機能や肝機能を高める効果があるとされ、疲労回復にも一役買ってくれます。
肝臓の解毒能力を強化してくれるため、アルコールが大好きな人には必要な栄養素ですね♪
海老の保存方法、選び方、食べる際の注意点

海老の保存方法はどうしたら良い?
殻付きのまま背わたを取って洗い、水気をキッチンペーパーなどで取ってからラップで包む。
それをジップロックなどの保存袋に入れてチルド室で保存する。
長期間保存する場合は、冷凍室で保存するようにしましょう。
美味しい海老の選び方
美味しい海老の選び方のポイントは3つ。
①頭が黒くなっているものは鮮度が悪い。
②身に透明感があるものは鮮度が良い。
③頭や尾の付け根がしっかりしてるものを選ぶ。
以上3つが美味しい海老を選ぶポイントです。
海老を買う際の参考にしてみて下さい。
海老を食べる際の注意点
背わたは臭みの原因となるため、取り除いてあげた方が美味しく食べることができます。
背わたを取っても臭みが気になる場合は、塩や酒、片栗粉を加えて軽くもみ、洗い流すと良いです。
海老を使った料理レシピ

ユキズキッチンでは、海老を使った料理レシピを掲載しています。
「海老を食べたいけど、どうやって料理しよう・・」と、今日の献立作りにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください♪
以上、今回は海老について解説してきました。
「この食材の栄養素も掲載してほしい!」とかのご要望があれば、気軽にお問い合わせ下さいね♪
それでは、今日も美味しく食べて健康に!幸せな一日をお過ごしください!
ユキズキッチン掲載レシピ
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